こどものせかい 2010年9月号 なかよしなかよし ブブとミーミ 愛すること、愛されることが「雅歌」をよんだときに、みるみると満たされてゆくようでした。言葉には表せないような見えなくてちいさな痛い悲しみも、そこにはあって、神様は何もかも知っている。私の気持ちよりもずっとず〜っと切実で、美しい、確かな変わらない神様の愛です。 こ〜んな素敵なラブストーリーに乗せてブブとミーミの絵本ができました。ふたりはなかよし、しあわせ。お互いムッとして、ののしり合うような時があろうとも…??たった一人のお方、イエス様を見上げれば、ひとつの愛に満たされて、やっぱりふたりは一緒なんだろうと思います。 「愛」がどんなに美しくて完璧なものかを私はまだよく知りません。でも神様がその愛のすべてを私達みんなに与えようとしていることを知りました。
加藤潤子 にじのひろば ー 絵本づくりの仕事場より 2010年9月掲載 至光社
『にじのひろば』は、こどものせかいについている、おとうさま、おかあさま、先生がた向けの冊子です。 絵本の作者による「絵本づくりの仕事場より」のほか、編集者の方などによる「この絵本をめくりながら」、エッセイ、詩などが綴られています。 2020年度からは『ちいさなひろば』になっています。